次世代の画像形式として注目されているWebP(ウェッピー)。JPEGやPNGよりも軽量で圧縮率が高いため、ウェブサイトの表示速度を高速化できます。ただし、WebPを導入する場合は対応ブラウザを把握しておきましょう。

そこで本記事では、WebPの基礎知識や2022年最新の対応ブラウザについて詳しく解説します。

WebPとは?

WebPとは?
Image:wikipedia

WebP(ウェッピー)とは、Googleが開発した次世代の画像フォーマットです。

画質の劣化が少なく、高い圧縮率の画像形式となるため、ウェブサイトの表示速度を改善できます。また、PNGのような背景透過にも対応しているほか、GIFと同様のアニメーションも再現できます。

WebPのメリット

WebPを導入することで得られる主なメリットは以下の通り。

  • サイトの表示速度が改善してSEOで有利になる
  • 直帰率や離脱率が改善する

数あるSEO施策の中でも、近年特に注目がされているものが「Core Web Vitals(コアウェブバイタル)」です。主に、ユーザー体験を向上させるための指標とされており、ページの読み込み時間や安定性などがランキング要素として追加されました。

WebPは、JPEGやPNGよりも軽量でページの読み込み速度を短縮できるため、SEO上でも有利になる可能性があります。

WebPのメリット
参考:Find Out How You Stack Up to New Industry Benchmarks for Mobile Page Speed

Googleの調査によると、ページ表示速度が1から3秒に増加すると直帰率は32%増加。1から5秒に増加すると直帰率は90%増加するとのこと。

これら直帰率や離脱率の問題についても、WebPの導入でサイトが軽量化されることで改善します。

WebPのデメリット

サイト運営でメリットの多いWebPですが、一部デメリットも存在します。

  • 古いブラウザは非対応
  • 既存の画像形式から変換する必要がある

古いブラウザはWebPに対応していないため、そのままでは画像が表示されないデメリットがあります。

また、既存で大量の画像をアップロードしている場合、変換作業が必要になる点もデメリットのひとつと言えます。

WebPの対応ブラウザ一覧|2022年最新情報

WebPの対応ブラウザ一覧|2022年最新情報
Image:https://caniuse.com/webp

2022年現在、WebPはほぼ全てのブラウザに対応しています。

一部対応していないブラウザとして、Microsoft 社のInternet Explorer(IE)がありますが、2022年6月にサポートが終了しています。

IEを起動すると、Microsoft Edgeが起動するように仕様変更されているため、WebPを導入してもユーザーの影響は少ないでしょう。

WebPを導入する際の注意点

2022年現在、WebPはほとんどのブラウザで対応しています。

ただし、バージョンの古いブラウザを利用しているユーザーに関しては、画像が表示されない影響が出る可能性があります。これを防ぐためには、以下のような記述方法で対策できます。

<picture>
  <source srcset="image.webp" type="image/webp">
  <img src="image.jpg">
</picture>

このように[picture]タグを利用して記述することで、未対応ブラウザのユーザーにはJPEGが表示され、対応ブラウザだった場合はWebP形式で表示がされます。

WebPに変換する方法

既存のウェブサイトにアップされたJPEGやPNGを変換する場合、以下の方法で変換できます。

  • フリーソフト
  • Webツール
  • プラグイン

ここからは、WebPに変換できる各種ツールを紹介します。

フリーソフト

ローカル環境で作業をする場合、フリーソフトを利用することでWebPに一括変換できます。

上記のフリーソフト以外にも、WebPのコンバーターは無数に存在します。また、コマンドラインツールでは、Googleが公式に「cwebp」というツールも提供しています。

Webツール

オンライン上で作業をする場合、Webツールを活用することでWebPに変換できます。

Squooshは、Googleが公式に提供しているオンライン画像変換ツールです。画像圧縮にも対応しているため、手軽に利用したい方にもおすすめです。

サルワカ道具箱では、Web上で利用できるWebP変換ツールです。JPEG/PNG/GIFに対応しており、複数画像をまとめて一括変換できます。

WEBP変換ツールは、JPEG、PNGをWEBPに変換できるオンラインWebツールです。WEBPからPNGにも変換が可能ですが、一括変換には対応していません。

WordPressプラグイン

WordPress上の画像ファイルをWebPに変換する場合、以下のプラグインを導入することで一括変換できます。

Imagifyでは、すでにアップロードされている画像を、ボタンひとつで簡単に一括変換できます。新規でアップロードするファイルも自動でWebPに変換できるほか、画像の圧縮にも対応しているプラグインです。

まとめ

2022年現在、WebPはほぼ全てのブラウザに対応に対応しています。ウェブサイトの表示速度改善が期待できるため、直帰率や離脱率の改善、SEO上の有利な施策と言えるでしょう。

既存の画像ファイルからWebPに変換するのも簡単なため、積極的に取り入れてみましょう。

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